今回は、令和6年度中小企業診断士2次口述試験対策についてです。
令和6年度中小企業診断士2次口述試験対策 事例Ⅰ
今回からは4日間連続で令和6年度の2次口述試験対策の作問を公開していきます。既に週末があけて、令和6年度の試験問題をいったんは思い返している時期でしょうか。年末にYouTubeチャンネルに上げている合格解説の動画も口述試験対策になると思います。まずは与件文のストーリーの再確認、そして設問ごとの解答の検討、類題が出てきた場合の2次試験の知識やプラスαの肉付ける知識を言葉に出せるように復習をしていくのが良いと思います。
事例Ⅰは2024年ならではの物流サービスの企業でした。この物流関連の知識であったり、物流の2024年問題とは何か、3PL(サードパーティーロジスティックス)とは何か?などは既に復習していることかと思います。
僕が無料で配布している令和6年度中小企業診断士2次試験の解答解説集には、知識の補充部分も含めています。
Q1.A社は2000年代、顧客の新規開拓力が弱かったですが、どのようにして顧客を獲得していったのでしょうか。
出題の根拠:第5段落、第1問
Q2.A社は2代目経営者となる長女をプロジェクトリーダーに任命して首都圏での新市場開拓を行いましたが、プロジェクトチームを組織したメリットと留意点についてお答えください。
出題の根拠:第6段落、第2問
Q3.A社は当初スポット取引の受託から顧客の拡大につなげていますが、スポット取引のデメリットとどのようにして顧客の拡大をしていったのかお答えください。
出題の根拠:第1段落、第7段落、第1問
Q4.A社の首都圏事業部ではトラック車両や倉庫を保有せず、運送事業者や倉庫事業者を外部委託先としてコーディネートサービスを提供しましたが、どのようなメリットがあったと考えられるのかお答えください。
出題の根拠:第7段落
Q5.2020年受注管理や在庫管理の高度化が要請されましたが、A社はどのように対応すべきかお答えください。
出題の根拠:第8段落、第4問(設問2)
Q6.A社は県内事業部と首都圏事業部という2つの事業部がある事業部制組織ですが、事業部制組織のデメリットとその解消方法についてお答えください。
出題の根拠:第10段落
Q7.A社県内事業部では、Z社との取引において各店舗の適正在庫管理や機動的な商品補充ができていないといった問題が発生しましたが、どのようにして解決して、Z社からの物流業務の受託を拡大させるのかお答えください。
出題の根拠:第11段落、第4問(設問2)
Q8.A社は長女が2代目経営者に就任しましたが、A社の様な中小企業が親族内の事業継承をしていく上での、メリットとデメリットをお答えください。
出題の根拠:第8段落、第2問
Q9.A社は、物流の2024年問題における人手不足にどのように対応すべきか、あなたの考えをお答えください。
出題の根拠:第13段落、第4問(設問2)
Q10.A社は、専門人材が多様化する中で、創業時から人事処遇制度を変更していません。どのような人事処遇制度に変更して、どのようか効果があるのかお応えください。
出題の根拠:第13段落、第4問(設問2)
1問2分間以上話せましたでしょうか!
ポイントはオウム返しで時間を稼ぐこと、与件文や知識をゆっくりと時間を使って話すことです。