今回は、令和6年度中小企業診断士2次口述試験対策についてです。
令和6年度中小企業診断士2次口述試験対策 事例Ⅳ
今回は4日間連続投稿の第4回目の最後は事例Ⅳの令和6年度の2次口述試験対策の作問を公開していきます。今回も先に合格解説の視聴や解答解説集を手に取っていただいてからご視聴頂いてから口述試験の対策をしていくと良いと思います。
令和6年度の事例Ⅳは今年も合否の分かれ目となった事例であり、対策ができていた人と出来なかった人とで差がついて事例した。口述試験では事例Ⅳの知識を回答できれば良いということが分かります。
一貫生産体制のメリット・デメリット、セールスミックスの求めかた、取替投資の実施手順、事業部長の業績評価、内部振替価格、管理可能利益など、僕が無料で配布している令和6年度中小企業診断士2次試験の解答解説集には、知識の補充部分も含めています。
Q1.D社の様な飲食、惣菜、加工といった3事業部を持つ中小企業が事業を遂行していく上での留意点についてお答えください。
出題の根拠:第1段落
Q2.D社の加工事業ではここ数年の売上の減少により、コスト効率の向上を求められいます。どのようにしてコスト効率を向上させるべきかお答え下さい。
出題の根拠:第5段落
Q3.D社は生産、加工、販売に至る一貫体制を構築している中で構築・維持コストが財務的なリスクになっています。このリスクをどのようにすれば解消できるのかお答えください。
出題の根拠:第6段落
Q4.D社の固定資産では有形固定資産が同業他社と比較してかなり少なく、負債の部にリース債務を計上しています。このようなD社の財務状況における、特徴をお答えください。
出題の根拠:貸借対照表、第1問
Q5.出題の根拠:D社は同業他社と比較して売上原価の割合が大きい状況ですが、どのようなことが懸念されるのかお答えください。
出題の根拠:損益計算書、第1問
Q6.D社加工事業部では取引先のX社とY社から次期に引き合いがあり、X社向けとY社向けの生産数量をどのようにして調整すべきかお答えください。
出題の根拠:第2問
Q7.D社は新型のスライサーへの更新を検討していますが、現在使用しているスライサーと新機械とでどのようにして投資の意思決定をすればよいのかお答えください。
出題の根拠:第3問(設問1)(設問2)
Q8.D社は新機械の導入をするにあたり、市場調査を行い営業利益の予測をたてていますが、どのような手順で意思決定をすべきかお答えください。
出題の根拠:第3問(設問3)
Q9.D社のように製品の供給を事業間の販売とみなしている中小企業の事業部長の業績評価における留意点とその解消方法についてお答えください。
出題の根拠:第4問(設問1)
Q10.D社は事業部長に設備投資の意思決定権がないですが、事業部長の業績評価をどのようにして行うと公平な評価となるのかお答えください。
出題の根拠:第4問(設問2)
1問2分間以上話せましたでしょうか!
ポイントはオウム返しで時間を稼ぐこと、与件文や知識をゆっくりと時間を使って話すことです。知識をフル活用するとよいですね。
これで、4つの事例の対策が終わりました。
あとは、試験会場に無事たどり着き、話せれば、中小企業診断士2次試験の最終合格となることでしょう!