今回は、令和7年度中小企業診断士2次試験対策についてです。
【令和7年度中小企業診断士2次試験対策セミナー】不合格者のデータの傾向分析
2025年1月25日(土)に2回目となる令和7年度中小企業診断士2次試験対策セミナーを開催しました。今回は前回とは違い、不合格者達の協会からの評価が返却されており、その分析結果を踏まえてお送りしました。
再現答案サービスの不合格者の内85名の状況を基に分析をしており、
事例Ⅰ:A-~C+に分布、ほぼ採点通り
事例Ⅱ:A-~C-と幅広く分布、低得点が続出
事例Ⅲ:A-~C+に分布、ほぼ採点通り
事例Ⅳ:A+~C-と幅広く分布、高得点者が続出
という結果となり、事例Ⅱの低得点者が多いこと、事例Ⅱが難化したのが令和6年度試験の大きな特徴となりました。
また、得点の整合については、+-3点以内を整合とすると、
事例Ⅰ:26%整合、10点差以内に収まる
事例Ⅱ:33%整合、ブレが大きい
事例Ⅲ:36%整合、6点差で58%整合
事例Ⅳ:35%整合、最もブレが少ない
といった、採点結果となり、ずばり採点が当たった答案と10点差以上差がある答案との差を分析する必要があると感じています。
なお、得点に全くブレが無い答案については、採点員の評価と僕が考える評価がイコールということになります。
2月5日以降に合格者達から得点結果が届き、ほぼ全員の評価が出そろったところで、3回目の分析結果のセミナーを開催する予定です。